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中国世界遺産-三江併流


 
三江併流 自然遺産(2003年)
    雲南(うんなん)省西北部に見られる、三つの江(大きな川)が並行して流れる「三江併流」の風景は、2日に世界遺産に選ばれたことが明らかになった。「三江」とは、怒江(サルウィン河の上流)、瀾滄江(メコン河の上流)、金沙江(長江の上流)。いずれも青海?チベット高原に源を発す大河で、雲南省内を北から南へと約170キロにわたって平行して流れる。「三江併流」は青蔵高原南部の横断山脈にある。怒江、瀾滄江、金沙江と流域内の山脈で形成され、総面積は4万1千平方キロ。東アジア、南アジア、青蔵高原を結ぶ個所であるとともに、世界有数の高山地形とその変遷が見られる地域であり、また世界で最も生物種の豊富な地域の一つでもある。16の少数民族(チベット族、ナーシー族、リス族、イ族、ヌー族など)計300万人が住み、多様な風俗や習慣が共存する世界でも珍しい多民族多言語?多宗教の地域となっている。
    途中、数多くの険しい山と深い谷間を経過しているが、互いに交差することなく、独特の地形をなしている。最短距離では、瀾滄江と金沙江は66キロ、瀾滄江と怒江はわずか19キロしか隔てていない。「四山併立、三江併流」の世界で特有な自然景観になっている。1988年、このあたりの3.4万平方キロメートルの区域は、「三江併流国家重点景観名所」となっていて、2003年7月2日、その中の1.7平方キロメートルが世界自然遺産リストに登録された。
     高原地帯で、最高峰は6000メートルも超える。標高の差はほぼ6000メートルに達する。独特な地理条件は、砂漠と海洋のほかのすべての壮美な自然景観及び豊富な動植物資源を持ち、「遺伝子の宝庫」と称されている。中国20%以上の植物及び25%の動物の種がここに集まっている。中には、金糸猿やカモシカなどのように、絶滅の危機に面している動植物も数多く含まれている。この地域は、世界での唯一の壮美な自然景観と豊富な歴史文化を共に持つ地域である。「三江併流」の世界遺産保護地域は、八つの部分からなっている。この八部分は、それぞれの地域、それぞれの地理環境での生物の多様性、地質の多様性、景観の多様性という典型的な特徴を代表している。一つ一つの原始的、独特的な風景は、一緒にその世界遺産保護地の「唯一性と完全性」になる。この八部分は、高黎貢山区、梅里雪山区、哈巴雪山区、千湖山区、紅山区、雲嶺区、老君山区、老山区の八つの片区である。